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サッカーを語るっチャー②

オイラたちの東高校サッカー部ね。そこそこ強かったんだよ。それまでの先輩たちは県大会ベスト4が最高だったんだ。1992年のインターハイ出場したんだよ。そのインタはーで優勝したのが徳島市立高校。二回戦延長後半7で失点して5対3で敗戦。選手権では全国紙のサッカーマガジンでもダークホースと呼ばれたが県大会予選で敗戦。選手権は国見高校が優勝。その相手が京都の山城高校。あの釜本邦茂の母校だ。天才石塚がいた。当時強かったのは国見、市船、武南、清水東、帝京。そのなかで同じダークホース扱いの山城が決勝まで行った。和製フーリット。そう呼ばれた。オランダ代表ACミラン所属のルート・フーリットにプレースタイルが似ているからだ。パス、ドリブル。ヘディングとダイナミックな動き。彼がボールを持つと何かが起きる。わくわく。

そんな可能性を秘めた男だった。卒業後読売ヴェルディに入団するがいつのまにか消えていた。同年代には三浦淳宏、松波、永井篤。その下の世代が中田とか小笠原とかでてきて日本代表黄金世代となるが、石塚ほどわくわくさせてくれた選手は出てきていない。

わっくわっくさせてよ♪

byミポリン